高橋芳郎タンス店は新潟の小京都加茂を本拠地とし、伝統的工芸品である加茂総桐箪笥を製造販売する伝統工芸士の工房です。

伝統的工芸品 加茂総桐箪笥 製造 卸 販売 高橋芳郎タンス店

[本拠] 新潟県加茂市小幡2丁目2番12号   [工房・ショールーム] 新潟県南蒲原郡田上町かわふね工業団地112-13   TEL:025-652-6570  FAX:025-652-7654
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伝統工芸的加茂桐箪笥とは
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 伝統的工芸品 加茂桐箪笥(でんとうてきこうげいひん かもきりたんす)

加茂桐箪笥は1976年に経済産業大臣によって日本固有の伝統的工芸品としての認定を受け、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会に登録されました。

江戸時代中期、天明の頃加茂の大工が製作したことが、加茂桐箪笥の始まりと伝えられています。 箪笥の裏板に「文化11年(1814年)購入」と記された箪笥が現在でも市内で使用されています。

昭和の初め頃、夜叉の実から抽出された染料「夜叉塗り」が開発されたことによって、現在の加茂桐箪笥の意匠が完成いたしました。 現在、加茂桐箪笥は全国シェアの約70%を生産し、日本全国に、最近では欧米諸国にも出荷しています。

  加茂桐箪笥の特徴

日本の気候風土で生育した国産桐は艷やかで美しい乳白色であり、上質な絹の様な滑らかさにたとえられます。
桐箪笥に使われる柾目(まさめ)は、淡い地色に濃い茶褐色の細かく規則的な線は櫛で引いたようで、 他木材で組まれた家具に見られない杢目の美しさがあります。最も特徴的な箪笥の引き出しは隙間が殆ど無いのに開閉がスムーズで、湿気や熱から貴重なお着物を守り、長期の保存・保護を可能とします。
原木は製材の後、アク抜きを行い、入念な自然乾燥を3年間手塩にかけて初めて加工に適する材料になります。組み上げの工程では板組、カンナ掛け、ホゾ組、組立、色付塗装、金具取付の至まで全て手仕事です。 ノミ、カンナなどの手工具を用いて作る職人の熟練の業は日本の伝統文化の粋といえるものです。

  伝統の技術・技法

  1. 乾燥は、自然乾燥によること。
  2. 使用する板材は、無垢板とすること。この場合において、板材の厚さは、天板、側板、たな板及び束板にあっては19ミリメートル以上とし、地板、裏板及び引出しの底板にあっては7ミリメートル以上とすること。
  3. 側板に対する天板及び地板の接合は、前留めとし、5枚組以上の組み接ぎ木くぎ打ち又は11枚組以上のあり組み接ぎにより、たな板の接合は、端止め小孔ほぞ接ぎ、かぶせ面小孔ほぞ接ぎ又は剣留め小孔ほぞ接ぎによること。
  4. 引出しの部材の接合は、包み打付け接ぎ、組み接ぎ、あり組み接ぎ又は包みあり組み接ぎによること。
  5. とびら又は引戸を付ける場合には、次の技術又は技法によること。
    1. 板物にあっては板材の厚さは、19ミリメートル以上とし、部材の接合は、端つぼめ又は留形本ざねほぞ端ばめ接ぎによること。
    2. 枠物にあっては板材の厚さは、枠の部材にあっては19ミリメートル以上、鏡板にあっては7ミリメートル以上とし、部材の接合は、留形やといざね接ぎによること。
  6. 側板と足との接合には、「縫いくぎ」を用いること。
  7. 仕上げは、「うづくり」を用いる「みがき」及び「夜叉塗装」をした後、「ろうみがき」をすること。

  原 材 料

  1. 木地は、桐とすること。
  2. くぎは、ウツギ製又はこれと同等の材質を有するものとすること。
  3. 金具は、銅、銅合金又は鉄製とすること。

 加茂桐箪笥の作業工程

加茂桐箪笥は細やかな加工が多いことが特徴です。素材の桐板を作るだけでも、何枚かの板をはぎ合わせる技法を駆使し美しい一枚板に仕上げます。 特に表裏の柾目を特殊な技法で合わせて無垢板の味わいを出すなど、繊細でとても手間のかかる工程を経ています。

更に、加茂桐箪笥では、鉄釘を一切使わない組接ぎ、ホゾ接ぎ、木釘などの各種接合技法の伝統も守られています。 生地の塗りは比較的シンプルに抑え、機能性を重視しながらも、淡黄色の桐本来の杢目の美しさをを活かす様に作られています。

  (1) 造 材

加茂桐箪笥は他の生産地と違い、国産桐の原木を製造する所から一貫作業で行う為、材料の選定が容易となります。 伐採後は約3年間天然乾燥させることによってじっくりと桐材の渋抜きがなされ、製品に変色や狂いが生じなくなります。
また、桐材は他の樹種と比較しても成長が早く、樹高は一年目で4〜5メートル程になります。 その反面、成長が早ければ枝も大きくなり、軟らかい木材のため害虫が付き易く傷になり易いという面もあります。 そのため無傷の桐はほとんど皆無で、1本の桐のうち3分の2が難材、加茂桐箪笥として使われる良材は3分の1程になります。 その少ない良材を最大限活用するために、製材の際には細心の注意と熟練の技が要求されます。

  (2) 木取り

各部材は適材適所に選別され、経験を積んだ職人が、木目合わせと色に気を配りながら同質の材をより分け組み合わせていきます。
この工程では、何枚かの桐板をはぎ合わせて1枚の板が作られます。この時、一直線に柾目の通った無垢板に見えるように「杢目直し」という加工を施します。 これは、柾目に沿って薄く割った木材を、芯になる木材の両面に何枚かずつ貼り合わせていくという作業です。 このようにして、表柾材、裏柾材、芯材をつくり、それらを合わせて各部材を作っていくのです。

  (3) 組み立て

加茂桐箪笥は「木釘」を打ち込む独特な伝統技法で堅牢に組み立てられ、本体が仕上げられます。
接合方法としては「組接ぎ」や「ホゾ接ぎ」などが挙げられます。「木釘」以外にも、側板と足の部分との接合には「縫い釘」という10センチくらいの両端のとがった竹釘が用いられます。

  (4) 引き出し(盆板)扉加工

引き出しや扉はカンナで調節しながら、隙間無く本体に入れ込んでいく加工が施されます。
引き出し(盆板)づくりは、前板の仕込みからはじまります。引き出しの前板を、入れ込む予定の棚板に寸法を合わせ、隙間の無いようにカンナでならしていきます。 同様にカンナで調整された側板と向板(引き出しの奥の部材)は、木釘などを使用して箪笥本体と同じ技術で組み立てられます。

  (5) 塗装

木地を調整してから「うづくり(藁を棒状に束ねた、たわしのようなもの。木材、ことにキリの表面を仕上げるときに使用)」かけをし、杢目を立てます。
その上に砥の粉と夜叉の実の混合液で何回か刷毛塗りします。自然乾燥した後、杢目に沿って蝋を均一にかけ、仕上げます。 砥の粉と夜叉の実の混合には、職人の勘と熟練により大変な技術を要します。 また、刷毛使いなども3年以上経験しないと一人前として認められません。

  (6) 金具付け

桐箪笥の表情は金具の意匠次第で大きく変わります。熟練の職人の手で慎重に、引き手金具、蝶番、錠前が取付けられ、ようやく加茂桐箪笥が完成します。

(資料提供:加茂箪笥協同組合
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